阿波国分寺（四国88箇所：第15札所 徳島県）

十五番札所は本尊を薬師如来とする国分寺です。

国分寺とは天平十三年（741年）、聖武天皇が仏教による国家鎮護を目的とし、日本各地68ヶ所に建立を命じた寺で、国分僧寺と国分尼寺があります。

四国霊場には四県に国分寺があり、十五番札所である本寺は阿波国分寺。

阿波国分寺のご詠歌と概要

阿波国分寺のご詠歌
薄く濃く わけわけ色を 染めぬれば 流転生死の 秋のもみじば

聖武天皇より釈迦如来の尊損と大般若経、光明皇后のご位牌厨子が奉祀されたといい伝えられています。

行基による開基で、自ら薬師如来を彫造し、本尊としました。

弘仁年間、弘法大師による四国霊場開創の折り、宗派は真言宗となりました。当時は金堂を中心に七重塔が建つ壮大な七堂伽藍でしたが、天正年間の閉架により国分寺は焼失。

寛保年間に阿波藩の奉行、速水角五郎により伽藍が国分寺を再建。そのときより禅系の曹洞宗となり現在に至っています。

阿波国分寺の所在地と地図

阿波国分寺：駐車場

阿波国分寺の駐車場です。駐車場は無料となっています。

阿波国分寺：山門

阿波国分寺の山門です。

阿波国分寺：手水場

阿波国分寺の手水場です。

阿波国分寺：鐘

阿波国分寺の鐘です。

阿波国分寺：本堂

阿波国分寺の本堂です。

阿波国分寺：納経所

阿波国分寺の納経所です。

阿波国分寺：御朱印・御影

四国八十八ヶ所霊場開創1200年を記念して、各寺院にて記念スタンプと記念御影をいただきました。各寺院にて1200年の記念スタンプ、そして赤の記念御影です。

これが阿波国分寺の御朱印・霊場開創1200年記念スタンプ・記念御影にゃ

1200年記念スタンプは御朱印に。赤い御影が記念御影だにゃー！

阿波国分寺の次の寺は「観音寺」