香園寺（四国88箇所：第61札所 愛媛県）

六十一番札所は大日如来を本尊とする香園寺。

用明天皇の病回復を祈願し、皇子である聖徳太子が開基したと伝えられています。

大同年間に弘法大師が訪れた際、門前で苦しむ妊婦のために大師は栴檀の香を焚き祈祷しました。

香園寺のご詠歌と概要

香園寺のご詠歌
後の世を 思へば詣れ 香園寺 止めて止まらぬ 白瀧の水

すると、その女性は無事、元気な男の子を出産することができました。

このことを機に、大師は唐から持ち帰った小さな金の大日如来を本尊の胎内に納め、再び栴檀の香を焚き護摩修法をされます。

香園寺といえば安産、悪阻建て、身代わり、女人成仏の「四誓願」の護摩です。ここから現在の山号「栴檀山」が付いたとされます。

その後、香園寺は兵火により焼失しましたが、明治、大正に復興を遂げています。

現在、香園寺境内にある大聖堂は昭和五十一年の建立で、鉄筋コンクリート造り。一階が講堂、二階が本堂と大師堂となっています。

香園寺の所在地と地図

香園寺：駐車場

香園寺の駐車場です。駐車場は無料となっています。

香園寺：山門

香園寺の山門です。

香園寺：手水場

香園寺の手水場です。

香園寺：鐘

香園寺の鐘です。

香園寺：本堂

香園寺の本堂です。

香園寺：納経所

香園寺の納経所です。

香園寺：御朱印・御影

四国八十八ヶ所霊場開創1200年を記念して、各寺院にて記念スタンプと記念御影をいただきました。各寺院にて1200年の記念スタンプ、そして赤の記念御影です。

これが香園寺の御朱印・霊場開創1200年記念スタンプ・記念御影にゃ

1200年記念スタンプは御朱印に。赤い御影が記念御影だにゃー！

香園寺の次の寺は「宝寿寺」