円明寺（四国88箇所：第53札所 愛媛県）

五十三番札所は本尊を阿弥陀如来とする圓明持。

天平勝宝年間、聖武天皇の勅願で行基菩薩が本尊の阿弥陀如来像と、脇寺の観音菩薩像、勢至菩薩像を彫られ安置、七堂伽藍を備えた大寺を建立しました。

円明寺のご詠歌と概要

円明寺のご詠歌
来迎の 弥陀の光の 圓明寺 照りそう影は 夜な夜なの月

当時は海岸山・圓明蜜寺としていました。

後に廃れた本寺を再興し霊場札所としますが、その後兵度重なる兵火で再び衰退します。

元和年間、豪族・須賀重久によって現在地に移され、寛永年間に京都・御室の覚深法親王が命じて仁和寺の直末として再建。そのときに現在の円明寺に改められました。

大正十三年、シカゴ大学のスタール博士は巡礼した際に江戸時代初期の頃の銅版納札を発見し、最古の銅製納札として保存されています。縦24センチ、幅9.4センチ、厚さ1ミリで破損のない綺麗な状態のものです。

円明寺の所在地と地図

円明寺：駐車場

円明寺の駐車場です。駐車場は無料となっています。

円明寺：山門

円明寺の山門です。

円明寺：手水場

円明寺の手水場です。

円明寺：鐘

円明寺の鐘です。

円明寺：本堂

円明寺の本堂です。

円明寺：納経所

円明寺の納経所です。

円明寺：御朱印・御影

四国八十八ヶ所霊場開創1200年を記念して、各寺院にて記念スタンプと記念御影をいただきました。各寺院にて1200年の記念スタンプ、そして赤の記念御影です。

これが円明寺の御朱印・霊場開創1200年記念スタンプ・記念御影にゃ

1200年記念スタンプは御朱印に。赤い御影が記念御影だにゃー！

円明寺の次の寺は「延命寺」