パワースポット訪問記

御詠歌：願わくは 般若の舟に のりを得ん いかなる罪も 浮かぶとぞ聞く さくら 札所三十二番は本尊を聖観世音菩薩とする法性寺。 「般若山」と描かれた立派な額が掲げられる山門は白木の精巧な造り。 法性寺 ...

御詠歌：深山路を かき分け尋ね 行きみれば 鷲の岩谷に ひびく滝つ瀬 さくら 札所三十一番は本尊を聖観世音菩薩とする観音院。 行基菩薩作という本尊聖観世音はかつて、承平から天慶年間の将門の乱による混乱 ...

御詠歌：ありがたや 一巻ならぬ 法のはな 数は法雲寺の 寺のいにしえ さくら 札所三十番は本尊を如意輪観世音菩薩とする臨済宗の法雲寺。 如意人観世音像については元応年間、唐の玄宗皇帝が寵愛した楊貴妃の ...

御詠歌：ありがたや 一巻ならぬ 法のはな 数は長泉院の 寺のいにしえ さくら 札所二十九番は本尊観世音菩薩を本尊とする長泉院。 石札堂（正式名・石札道場）ともいわれます。文暦年間、性空上人ら十三権者が ...

御詠歌：霧の海 たち重なるは 雲の波 たぐひあらじと わたる橋立 さくら 札所二十八番は本尊を馬頭観世音菩薩とする橋立堂。 『秩父回覧記』によると、夜中に光を放ち『観音経』を誦経していた杉の霊木で、慈 ...

御詠歌：夏山や しげきが下の 露までも 心へだてぬ 月の影もり さくら 二十七番札所は曹洞宗の大渕寺。長享年間の頃は七番で大圓庵と称していました。 二十六番の岩井堂から琴平ハイキングコースという尾根づ ...

御詠歌：尋ね入り むすぶ清水の 岩井堂 心の垢を すすがぬはなし さくら 札所二十六番は聖観世音菩薩を本尊とする臨済宗の大渕寺。 縁起によれば、弘法大師がこの地を訪れ、岩上で21日間護摩供を修法され、 ...

御詠歌：水上は いづくなるらん 岩谷堂 朝日もくなく 夕日かがやく さくら 札所二十五番は曹洞宗の久昌寺。 本尊の聖観音像は行基菩薩の作といいます。長享年間には十一番とされ、寺名を岩屋堂と称していまし ...

御詠歌：天照す 神の母祖の 色かへて なおもふりぬる 雪の白山 さくら 札所二十四番は臨済宗の法泉寺。 奈良時代の修験僧であり、加賀国白山を開山した泰澄大師がこの地を訪れた折りのある夜、姫神が天から降 ...

御詠歌：音楽の み声なりけり 小鹿坂の 調べにかよう 峰の松風 さくら 二十三番札所は臨済宗の音楽寺。 文暦年間、霊場を開いた閻魔王、倶生神、花山法皇、性空上人、春日開山医王上人、白河法皇、長谷徳道上 ...